自分しか守れない未来

予防会員制度とは?その具体的な内容を予防ケア初心者へ解説!

大切なあなたの歯を守る

では、具体的に「正しいメインテナンス予防ケア」を行ってゆくためには、何が必要なのでしょうか。

セルフケアプロフェッショナルケアは自転車の両輪」

予防の2本柱はとってもシンプル

よく耳にする、

「3ヶ月に一回歯石を取りに行っているから大丈夫」

これは自転車の片輪つまり、プロフェッショナルケアだけを行っているということです。
毎日のお手入れがおろそかになってしまっていて、大量のバイオフィルム(ばい菌)が付きっぱなしだったとしたらどうなるでしょうか

あるいは、セルフケアが不十分な状態を改善せず、そのまま3ヶ月が過ぎたらどういうことが起こりうるでしょうか

細菌感染症

要するに歯を守るために必要な正しいメインテナンス予防とは、毎回歯石をとることではありません。

歯石とは、ばい菌の死がいで実は無害です。もう少し詳しく述べると、バイオフィルム・プラーク(ばい菌の集合体)が唾液や血液中の石灰物と結合して石灰化したものです。

すなわち、歯石が付くということは、バイオフィルム(ばい菌)がずっと付きっぱなしだったことの証拠です。歯石が付くことは大問題なのです。

セルフケア

ですので、歯石が付かないようにセルフケアをトレーニングし、キープできているかどうかを毎回評価してゆく。悪化していたら、再度トレーニングが必要なわけです。だんだんと自己流になってゆきますから、常に補正する必要があります。これは、スポーツでいうコーチと選手の関係です。どんなに優れた選手にも、優れたコーチ(トレーナー)がいるのと同じです。

もうお気づきですね。私たちは、あなたにとっての生涯のコーチ・トレーナーだということです。セルフケアの状況に合わせた頻度で来院していただくことで、あなたの歯をお守りすることが可能となるわけです。

ちなみに、自分で80%のばい菌を取り除くことができれば進行は止まる、というエビデンス(科学的根拠)があります。

プロフェッショナルケア

それでも、人間のやることですから、どうしてもばい菌は残ってしまいます。皆さん個人個人の癖や指先の器用さによって、毎回取り残す場所が必ず出てきます。毎日100%自分で取り切ることができる人は絶対にいないのです。80%磨けていても、ずっと同じところに残っているのだとしたらどうなるでしょうか。しかもその場所が歯周病・むし歯のハイリスク部位だったとしたら・・・

そういう、どうしてもとりきれない場所は我々がリスク部位(リスクの高い場所)としてに記録します。また、ご自身で少しでも取ることができるようにトレーニングし、ハイリスク部位を把握していただくことが重要です。

そういう、ばい菌の取りのこしのあるリスク部位は、将来的に病気になる可能性が高いということです。それ以外に、歯周病・むし歯の既往や歯の形態、歯の表面の性状がざらざらしている、以前に外科処置をした場所や、唾液検査・細菌検査の結果、生活習慣、唾液の量など、様々なリスクを私たちは記録に留め、系統立てて管理しています。来院ごとに毎回評価し、時には精密に健康診断をし、経時的な変化を比較してゆきます。そうやって、みなさん一人ひとりの予防計画をたててお口の健康をキープしています。

実際に我々が行う処置として、PMTC(本当のPMTC)があります。これは、絶対に自分では取り切れないリスク部位を中心に、様々な機械を使用して徹底的にバイオフィルムを破壊(除菌)し、歯肉の中3㎜まで、つるつるにして歯本来の状態に戻すものです。そうやって、歯の表面を誰も触ったことがないということが無い状態をキープしてゆくのです。ですので、このPMTCの頻度も、皆さんのリスクによって様々です。2週間に1回の方もいらっしゃれば、1ヶ月に1回の方もいらっしゃいます。

このPMTCにつきまして、詳しくは以前の投稿をご覧ください。

予防に必要なそれぞれの比率は、

セルフケア : プロフェッショナルケア = 7 : 3

です。セルフケアありきのプロフェッショナルケアということがおわかりいただけたでしょうか。


ここまでお読みになった方は、お気づきではないでしょうか。

「3ヶ月に一回歯石を取りに行っているから大丈夫」

って、全然意味ないじゃん!リスクも把握してないし、セルフケアのトレーニングも教わる一方で実際にその場で磨ける状態まで持って行ったことがないじゃん!

そう、皆さんの代わりに歯科医院でケアをするだけでは、全くもって無意味なのです。

そうして、磨けない状態のまま3ヶ月間を過ごすわけですね。

当院では歯を守ることができない無意味なことは行いません。


では、時間と頻度のお話に戻りましょう。

頻度

何となくお気づきかと思いますが、毎日セルフケアのトレーニングに通った方がよい方もいらっしゃれば、数ヶ月間を空けてしまっても大丈夫な方がいます。歯の質を強化したり、表面のざらざらを修復するトリートメントケアの頻度も人によってまちまちです。

時間

また、期間が空けば空くほどチェックすべき項目や悪化している部分へのケア、もしくは自己流に戻ってしまったセルフケアテクニックの修正に必要な一回あたりの診療時間は長くなりますし、頻回であれば短くなります。当院では、お一人あたり最低1時間のお時間をいただいております。

費用について

健康保険は疾病保険ですから、病気やケガという不慮の災難に際して給付をするもので、何もないときに予防を給付する仕組みはありません。ただ、歯の治療の場合、痛みが出てからでは、薬を飲んで自然に治るということがありません。ちょうど糖尿病で、失明してから治療をしても、目が治らないのと同じです。自覚症状が出るほど進んだ段階では治らない病気なのです。

このため、病気が目立たない早い段階で予防的な治療をしなければ、治療しても治療しても悪くなるという悪循環(負のスパイラル)に陥ります。

歯のライフサイクル

むし歯も歯周病もバイオフィルム感染症ですので、セルフケアの確立が大前提ではありますが、歯科医院で機械的にバイオフィルムを破壊することが病気の予防であると同時にもっとも基本的な処置です。そのため、あらゆる歯科治療の再発防止において、定期的なバイオフィルムの破壊と除去が何よりも重視され推奨されます。歯の予防は、ただのお掃除ではないのです。

「う蝕・歯周病に罹患していない健康な方」に対する「予防メインテナンス」についての公式の見解(厚生労働省からの回答)

  • 齲蝕・歯周病に罹患していない健康な者への予防・メインテナンスは、保険診療における「療養の給付」に該当しない。
  • 中等度以上の歯周病に罹患した者も、「治癒」した時点で保険診療における「療養の給付」に該当しない。

「う蝕・歯周病に罹患していない健康な方」へのメインテナンス予防は、保険の適用ではありません。このように歯の定期的なメインテナンス予防は、必要でかつもっとも合理的でありながら疾病保険は適用されない、宙ぶらりんの状態にあります。

糖尿病や高血圧では、血糖値や血圧を測って病気のリスクが高いと判断すると病名をつけます。このようにリスクが高くなった状態を病気と名付けて治療する仕組みが、歯科では確立していません。このため現在の保険の仕組みでは、歯に穴が空いたり、歯の周囲の骨が溶けたり、抜けてしまったりと悪くならなければ保険ではカバーされないのです。

当院では、みなさまの状態をしっかりと管理させていただき、頻度にかかわらず費用を気にせずご来院いただける仕組みをとっております。そのため、

  • 月会費
  • 年会費

の2パターンとなっております。

1回ごとの都度払いは長期的に歯を守ることをお約束できませんので、基本的には推奨しておりません。ただ皆さんの代わりにその日だけ丁寧にクリーニングを行ったというレベルになってしまいます。その上、年会費と比較すると高くなります。

当院のメインテナンス予防ケアは会員制度のみをご用意しております。期限内は何度来院していただいても定額だということです。


予防会員制度

保険が使えない予防に対し、より多くの方に、生涯ジブンの歯で過ごして頂きたいという思いが込められています。

保険が適用されない現在の予防に対応するための、当院オリジナルの保険制度といえます。

ただし、上で述べましたようにみなさまのリスクを把握せずに歯を守ることはできません。ですので、まず最初に「歯科ドック」を受けていただきます。いわゆるお口の健康診断です。

歯科ドック

歯科ドックを受けていただくことで、現在発症している病気の早期発見だけでなく、将来起こりうる病気のリスクに対処するため、オーダーメードの予防計画を立てて予防計画書を作成します。

予防計画に基づいて、一定間隔のセルフケアトレーニングおよびプロフェッショナルケアを行ってゆきます。

年会費ですと、月々のコストは美容室のカット代、ネイル代、まつげエクステ代よりも安くすみます。髪は切っても生えてきますが、歯は一度削ったら二度と元に戻りません。交換できないたった1つしか無い、1回しか使えない財産です。


当院はすべてのメインテナンス予防、PMTC(除菌)=プロフェッショナルケア予防のスペシャリストである歯科衛生士が行っております。
担当制となっており、担当歯科衛生士が状況に応じてオーダーメイドのプログラムを作成してあなたの歯を守り続けます。

  1. メインテナンス受診率
  2. バイオフィルム
  3. 親鳥のような歯科衛生士
  4. むし歯のプロセス
  5. プラークって何?
下北沢せきにし歯科医院で初めての診察予約!
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