精密拡大医療

二度と同じ思いをしたくない!精密医療で長持ちする歯の寿命

歯のサイズ

歯を診ることって簡単に可能なのでしょうか。

皆さんに想像していただきたいのですが、歯の大きさって考えたことがありますでしょうか。

意外に、お口の中の感覚(神経)って、全身で最も敏感な場所なので、宇宙のように広く感じるものですよね。

少し歯が痛んだだけで、仕事や勉強が手につかなくなるような思いをされた方も多いのではないでしょうか。もしくは、すこしお肉や野菜の繊維質のものが挟まっただけで、気になってしょうがないような体験をされているかもしれません。

でも、実際の歯のサイズって、一番目立つ前歯(中切歯)でも、幅径8.3~9.3㎜、歯冠長10.4~11.2㎜しかありません。せいぜい、小指の爪のサイズ程度でしょうか。

しかも、みなさん色は白って思っていらっしゃるかと思いますが、歯はその白の中でも約20色あります。同じお口の中でも、それぞれの歯によって微妙に色が違い、意外にも犬歯が一番濃かったりします。

前歯の色、形

この画像は参考用ですが、黒をバックにすると微妙なグラデーションや色の違い、先端の方は透明に近いことがわかると思います。(黒く見える部分は背景の黒を透過している)

形にも注目してください。平面だったり、局面だったり、反射しているラインが見えたりするはずです。

このように、少し観察してみるだけで、様々な要素が見えてくることをご理解いただけたかと思います

ちょうど、植物・お花や昆虫をよーく観察すると、細かい葉脈や毛などが見えてきて、そういうものの集合体であることを認識するのと似ていますね。

植物 植物(お花)の詳細

画像は一部を切り取って拡大していますが、遠くから観察するのと、虫眼鏡で観察するのとの違いの例です。そうすると、同じ紫やオレンジでも微妙に色が違ったり、模様が見えたりすることに気づくはずです

歯も全く同じです。

すなわち、歯の治療や予防をしてゆくのにあたり、拡大をして実際に「見ながら」診療してゆくことで、より形態、色、などの見た目(審美)や、凹凸や亀裂、虫歯や歯石、プラーク(細菌)などの異常を見分けることができるということです。実際に治療中に使用することで、ピンポイントで治療をすることができたり、痛みや腫れなどの異常の理由を発見することができます。

簡単いうと、米粒に文字を書くようなものです。

なんとなく、歯が小さいということ大きく拡大することでメリットがありそうだということがご理解いただけたのではないでしょうか。


精密拡大治療のメリット

ここからは、タイトルにもある通り、歯を大きく見ることについてのお話です。

  1. きれいに虫歯だけを削ることができ、取り残しがない
  2. 神経を治療する根管治療をするときに神経の入っている管が見える
  3. 除菌をするときに歯石やばい菌を取り残さない
  4. 正確なムシ歯や歯周病の検査ができる
  5. 被せモノからはみだした接着剤を取り残さない
  6. 被せ物を装着する前に、ピッタリとはまっているか確認することができる
  7. 手探りでなく目的がはっきりしているため、治療が効率的に行える

以上のメリットにより当院では、全ての患者さんに全てのメンバーが100%拡大鏡(ルーペ)を使用しております。

肉眼(裸眼や通常の眼鏡)では、上記の逆であるということですね。つまり、

  1. 虫歯以外を削ったり、取り残す可能性が高い
  2. 神経を治療する根管治療をするときに神経の入っている管が見えない
  3. 除菌をするときに歯石やばい菌を取り残す可能性が高い
  4. ムシ歯や歯周病の検査に誤差が出やすい
  5. 被せモノからはみだした接着剤を取り残す可能性が高い
  6. 被せ物を装着する前に、ピッタリとはまっているか見えない
  7. 手探りでターゲットが見えないため、治療は感覚に頼らざるを得ず、人によって大きな差が出る

また、2〜3倍の低倍率のものではあまり意味がありません。

当院では、歯科衛生士は6倍歯科医師は8倍に拡大をしながら診療を行っております。

ひとことに6倍や8倍といっても、対象は写真のような平面でなく立体(3次元)ですから情報量は肉眼の3乗、

すなわち、

6倍 → 216倍

8倍 → 512倍

になります。

参考動画「ミクロの世界」と「歯の治療」の意外な関係


精度は重要?

虫歯

「いやーでも、そこそこでいいよ」

って思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも残念ながら歯科治療って、かけ算の世界なんです。

どういうことかといいますと、たとえば小さな虫歯の治療一つを例にすると

歯の周りの環境 × 虫歯を削る精度 × 接着の成功 × 適切な形態 × 表面のつるつるさ

が、最低限必要です。

わかりやすいように便宜的に点数で表現させてください。

一つが失敗すると(0点)、すべて失敗します。すぐではなくとも早いうちに再発などのトラブルが起こります。

また、一つ一つのステップが80点でも、この場合だと最終的に約33点になってしまうということですね。

足し算だったらよいのかもしれませんが、かけ算なんです。

なので、我々はあらゆる診療において、100点を目指しています。最低でも95点以上はないと、すぐに失敗へとつながってしまいます。ですので歯周病治療も、根の治療、かぶせものも、当たり前ですがすべてにおいて手が抜けません。大げさかもしれませんが、命がけで本気で診療しています。そのために絶対的に必要なことが、精密拡大診療なのです。

写真は、精度の低い治療の結末です。「はずしたら虫歯だった」っていうことがどれだけ多いことか、知っておいてもらいたいのです。そして私および当院の歯科衛生士・歯科医師は、「可能な限り歯を守り、保存し、長持ちさせる」ことに特に全力を注いでおります。 

もちろん、予防における除菌(正しいプロフェッショナルケア)にも全員が使用しています。

精密拡大診療 

最後に。

お気づきですか。

最初の写真の前歯はかぶせものです。写真で見ても、大きい虫歯亀裂があることがおわかりかと思います。が、このレベルですら肉眼では見えません。この写真は拡大の倍率にたとえると3倍程度でしょうか。

また、全ての治療は、歯周病治療が成功の鍵を握っています。歯周病治療は、ばい菌の温床となるプラーク・歯石の除去が基本。徹底的に除去できたか、それが治療の成否を分けます。残ってしまうと、引き続きばい菌のすみかとなり治療を繰り返しても少しずつ歯周病は悪化していきます。その結果、歯科医院に通っているのに急に抜歯を宣告され、当院に転院される患者さんが後を絶ちません。

下北沢せきにし歯科医院で初めての診察予約!
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