メインテナンス受診率

97.7%の歯を守るおすすめの方法

予防のために歯科医院に行く

 

3ヶ月に1回で予防できる?

歯科医院で定期的にメインテナンスする方も多くなってきています。しかし、歯が悪くなってから歯科医院にいらっしゃる方の方が多いのが現状ではないでしょうか。

では、本当に3ヶ月に1回プラーク(細菌)を取りきったら、むし歯にも歯周病にもならず、歯を守ることができるのでしょうか。

普段大量に細菌がついているとしたら?

冷静に考えてみるとすぐわかることだと思います。3ヶ月に1回、あなたの代わりに除菌してくれているだけでは、到底追いつくことはできないのです。そこで大切なのが、前回お話ししたセルフケアですね。

下記に文献からの引用です。むし歯(歯を溶かす病気)と、歯周病(骨が溶ける病気)の細菌感染から発症までの「期間」についてです。

  • 34日蓄積した歯間プラークのpHは4よりも劇的に落ちる(Imfeld 1978)
  • 実験的に歯肉炎を作った研究(Löeら 1965 )
    期間中歯肉プラークの厚みはだんだんと増した
    ~数プラークはグラム陽性球菌と桿菌で構成(もとの細菌叢に取って代わる)
    45日後:繊維状生物、グラム陰性球菌と桿菌が歯肉プラークに感染次第に非付着性スピロヘータが歯肉溝に現れる
    23週間以内:歯肉バイオフィルム中の微生物の種類がどんどん増え、歯肉の臨床徴候が認められるようになる

要するに、2日以内セルフケアご自身の日々のメインテナンス)を徹底的に行うことが必要だということです。
「そうしないと進行が始まるよ」ということを言いたいわけです。

専門的にいいますと、

歯周病・むし歯の予防はラークコントロールをベースにしなければならない

  • ラークコントロールセルフケアプロフェッショナルケアで機械的、化学的にプラークコントロールする
  • これらセルフケア・プロフェッショナルケアを組み合わせたラークコントロールプログラムが、予防に今日最も成功している

3ヶ月に1回のクリーニング ≠ メインテナンス=予防

つまり、セルフケアプロフェッショナルケア自転車の両輪のようなものです。

定期的にプロフェッショナルケアを受けることで、同時に普段のセルフケアの状態のチェックを行うことができます。

つまり、頻度はその方によってまちまちであり、歯周病・虫歯のリスクが高い方やセルフケアがしっかりとできていない方、様々な理由により感染が残っている方は、回数が多い方が良いですし、逆であれば期間を空けても良いかも知れません。

あなたや、皆さんの個人個人に合わせて、私たちと一緒にオーダーメイドプラークコントロールプログラムを組み立てて、実行してゆくのが予防となるということですね。つまり、あなたや皆さんと、私たちも自転車の両輪の関係にあるということです。

「たまに歯石取りに行ってるよ」

という方をたまにおみかけしますが、正しい本当に歯を守るための予防が行われているかどうかはわからないということですね。

また、その正しい予防というものが成り立つには、勘の良い方はうすうす感づいておられると思いますが、長期間、言い換えると一生、生涯の関係が成り立つ必要があります。

どういうことかといいますと、歯科医院を頻繁に変更すると、以前のデータがありませんので、われわれは毎回改めて現状を知ることから始めなければなりません。
つまり、

「変化」

を全く把握できていない状態が、毎回続くわけです。進行しているのか予防されているのかは、ご自身の感覚・記憶に頼らざるを得ないということです。ですので、

なるべく早いうちに、生涯通い続けることができる信頼できる歯科医院を見つけなければなりません。

そして、担当歯科医師・歯科衛生士の年齢を考慮しなくてはなりません。引退が間近であれば、次の歯科医院を検討する必要もあります。いずれにせよ、早いうちに若手の信頼できるドクターに出会っておく必要があると思います。

そして、そういう歯科医院は、必ずあなたのデータを蓄積してゆくはずです。

  • 内写真:お口のお写真
  • 歯周病検査:歯周ポケットの深さを計測する
  • レントゲン:歯周病・むし歯を詳細に診断できる10枚、14枚、18枚のフィルム型のもの
  • プラークコントロールレコード:細菌(プラーク)に色をつけて、全体の割合を見るもの

などは最低限必要です。これらを比較しながら予防をしてゆくため、初診時のデータが特に重要になります。必要に応じて、CT撮影や歯周病性細菌検査、咬合検査、むし歯の唾液検査なども組み合わせてゆきます。

というわけで、前回の内容に似ていますが、できるだけ早く信頼できる歯科医院を見つけてくださいね。

ちなみに、そういった本物の予防によって、「成人でも97.7%歯を守れる」ということを付け加えておきます。

  1. 自分しか守れない未来
  2. バイオフィルム
  3. むし歯のプロセス
  4. 親鳥のような歯科衛生士
  5. 歯肉炎
  6. プラークって何?
下北沢せきにし歯科医院で初めての診察予約!
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