むし歯・歯周病は完治しないの!?

はじめに

つい最近まで、むし歯・歯周病は完治する病気だとみんな思い込んでいました。
とくに”むし歯の洪水”昭和時代。歯科医師・歯科衛生士ですらむし歯は「治る」ものだと思っていました。歯周病は逆に「治らない」ものだとされていました。
ですので、「はい、治療終了です。また痛くなったら来て下さいね」というフレーズは当時の歯科医院の決まり文句。その頃小児患者だった、今の中高年の耳にしっかり残っているかも知れません。だから、彼らにとって「歯の病気は完治する」と潜在的にすり込まれています。今でも歯科医院は痛くなったら行くところなのです。

「令和」というポスト平成の時代をどう生き抜いていくか

どの世代も、今までの常識や考え方をアップデートする必要があるでしょう。 「削って詰めたからむし歯は治った!」「歯周病は歯石を取ったから治った!」。 もしそう思っているなら、それは思い込み。むし歯と歯周病が完治することはありません。
臨床的治癒といって、症状が治まって穏やかになった状態(=寛解)になっただけなのです。
しかしながら、この臨床的治癒状態(寛解)をずっとキープできれば、どうでしょうか。つまりこれが、ポスト平成の時代の「防ぎ守り切る」医療です。
必要なのは、「どうしてむし歯・歯周病が起こるのか?」という、原因を追及し、そのリスクや原因を除去してゆく予防歯科の実践です。

予防歯科は、20年30年後の未来を見据えた歯科医療なのです。

ポスト平成の時代にはすべてが陳腐化する

周囲の常識を従順に聞いていたら、10年後、20年後に地獄をみる。それは前述の中高年の方々が後悔しているのを見ても明かです。

歯の定期検診を受けずに後悔している人が多い

じつは、最も恐ろしいのは歯周病です。何の症状もなく進行し、痛くなった頃には抜歯です。痛くなってからでは手遅れなんです。

歯周病で抜歯

近年になってようやく「かかりつけ歯科医」というキーワードを耳にする時代が訪れました。
歯科医院の院長の平均年齢は60歳です。60歳以上の先生方は、「削って、詰めて、抜いて、入れる」の絶頂期に診療をされてきました。しかし、平成を過ぎてようやく歯科医療は予防歯科に向かってきています。完治しない治療に違和感を持ち、予防のために歯科医院に通うべきです。

これからの時代、昭和・平成のような誰かの言いなり、みんながやっているからOK(思考停止状態)では、歯科医療に限らずビジネスもプライベートも完全に失敗します。「危機感を持ち、どこへ進むべきか」の判断を、自分で判断し行動する時代にすでになっています。

予防歯科とは

むし歯と歯周病を完治させるためには、病原菌の完全な駆逐が必要です。削っても、歯周ポケットを3㎜以下にしても、病原菌は追い出せません。しかし、じつはこの病原菌はお口の常在菌なのです。歯が一本も無い人からもむし歯・歯周病の原因菌は検出されます。
抗菌薬を使えばよいのでしょうか?病原菌だけ駆逐して、身体に必要な常在菌を活かすことができる、人間に都合の良い抗菌薬など存在しません。

細菌を取り除こう

むし歯・歯周病は完治しない。バイオフィルム(細菌)を押さえ込む方法は、「予防歯科」しかありません。

この予防歯科は、生涯継続することが必要な歯科医療であることを最後に付け加えておきます。

  1. むし歯のプロセス
  2. 未来を選択
  3. むし歯について考察
  4. 精密拡大医療
  5. 自分しか守れない未来
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