当院の予防チームについて

- ホーム
- 当院の予防チームについて
歯がずっといつまでも健康であってほしい
プロのケアを受け、予防のため歯科医院へ通う
歯が身体、精神、知的、情緒的健康に及ぶという考え方へ
歯科医院のイメージを変える
わたしたちはこれまでたくさんの方々から 「何も問題がないのに歯科医院に行っていいの?」
という質問を受けてきました。そのたび 「症状がない時に予防のために歯科医院に通った方が良いですよ」
とお伝えしてきましたが、どうやら一般的には「歯が悪くないのに行ったら申し訳ない気がする」というのが歯科医院のイメージのようです。
痛い、怖いといういネガティブなイメージを持たれていることもその原因のひとつなのかもしれません。
歯科医院へ行く目的の違い
- アメリカでは歯科医院を受診する理由の1位が歯科検診(45.4%)であり、次いで歯周病のメインテナンス予防(37.2%)、治療を目的とする人は12%と言われています。
- 日本での1位はむし歯などの治療目的(59.1%)であり、検診やメンテナンス予防の総数は16%であり、歯周病に関しては症状が大きくなってから受診する割合が多いのが現状です。
欧米ではお口の健康を維持することは、身体全体の健康を維持することと同等と考えられています。いくつになっても美しい歯で、正しい噛み合わせを維持するためにはどのような医療が必要かということに、患者さんも医療側も取り組んでいます。ところが日本では、対症療法的なむし歯の治療がまだまだ一般的というのが現状です。
問題がないときに行くのが正解
冒頭で述べましたが、日本では意識が真逆なのです。
予防チームのもとにはアメリカ人の方もいらっしゃっていますが、彼らにとってメインテナンス予防は当たり前でその理由も完璧に理解しています。
「考えればわかるんじゃない?日本人は自分のことなのにちゃんと考えていない!」
とおっしゃります。毎回のように全部自分の歯で死ぬまで暮らしたいという会話をされてゆきます。
たしかに、日本人の周囲に合わせる風潮は気になります。日本人の思考のパラダイムシフトが今後の大きな課題です。
予防チームとは
当院の予防チームは独立した組織です。予防歯科のスペシャリストである歯科衛生士がひとり1台のユニットを担当し、オーダーメードの予防プログラムを実践しています。
下北沢せきにし歯科医院は、多くの方々の想いをヒアリングした結果、「歯がずっといつまでも健康であってほしい」をかなえるために2013年に開院しました。
世界標準の医療
下北沢せきにし歯科医院
決して妥協せず最良の医療・結果を
私たちが最も大切にしていることは「世界標準の医療」、つまり「科学的根拠」のある医療を提供することです。それは、現状をきちんと把握することであり、すべてを正直にお伝えしたうえで、あなたに合った最適な医療をご提案させていただくことから始まります。
歯は 一度削ったら二度と取り戻せないだけでなく、再発のリスクが常につきまといます。さらに再発のたびに歯を失ってしまいます。歯は一度しか使えない大切な資産です。ですから私たちは可能な限り健康な歯を維持することが大切だと考えています。私たち歯科衛生士・歯科医師はそのために必要なサポートをし、グローバルで質の高い医療を提供します。
予防チームが必要な理由
実は日本の歯科医院で行われている治療の9割以上は以前の治療のやり直しです。私たちの日々の診療も同じくほとんどがやり直しです。どうすれば患者さんも自分たちも二度と同じ悔しい思いをしないですむのだろうか、と思う日々なのです。
私たちは、歯科医院の本当の存在意義こそ予防だと考えています。
そこで、
- 多くのご要望がある、歯が健康な方たちが通いやすいようにしたい
- 健康な歯を一本も失わない予防をもっと多くの方に体験してほしい
- 歯が健康だと自分らしく充実した人生を送れることを体験してほしい
- 歯ブラシ1本では磨けないという事実をお伝えしたい
- 歯は守ることができることをお伝えしたい
- 予防歯科スペシャリスト=トレーニングを受けた歯科衛生士をもっと認知してほしい
- 予防歯科のレベルを欧米レベルまで引き上げたい
と考えるようになり、その実践と発信のため2018年4月に予防チームが生まれました。
「歯を失わない予防」へ
予防チーム
治療を繰り返すたびに健康な歯は失われ、痛みを伴う可能性が高まります。
患者さんに「二度と同じ悔しい思いをさせない」という思いを胸に私たちは「歯を一本も失わない覚悟を持った予防」という覚悟を持った診療を行っております。
下のイラストはあくまでもイメージですが、
修理センター:歯科医師が治療をする
予防センター:歯科衛生士が予防歯科を行う
と二つの歯科医院をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
予防チームコンセプト
死ぬまで自分の歯で食べられるように
日本に予防を広める
プロフェッショナルとして認知される
予防会員制度で手軽に通院
世界標準の予防歯科を致します!
メインテナンス予防でのプロフェッショナルケアではリスク部位を中心に除菌を徹底的に行い、セルフケアトレーニングでは患者さんにとって最も簡単な方法を一緒に見つけ、日々のセルフケアでリスク部位を中心に除菌ができるようになります。

生涯自分の歯で噛むため
今ある歯をできるだけ長く持たせるための予防。
予防チームのメンバーについて
歯科医院で働くスタッフは、一般的に、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・歯科技工上・受付という職種に分かれます。このうち、患者さんのお口の中を触れる職種は、歯科医師・歯科衛生士(国家試験の有資格者)です。
下北沢せきにし歯科医院には歯科助手はおりません。歯科医師、歯科衛生士のみで構成されております。
予防チームでは予防歯科のスペシャリストである歯科衛生士が1人1台の診療ユニットを担当し、オーダーメードの予防プログラムを実践しています。
歯を削らない・痛くない歯科医院
歯科の利用の仕方を根本から変えてもらう、イメージも変えてもらう、そしてずっと笑顔で通院してもらう、それが私たちの本当の想いです。予防のために家族全員が通院なさる世の中になることを願っています。
予防チームを言い換えると、「歯を削らない歯科医院」「痛くない歯科医院」とも言えます。
歯周病をきちんと治せる歯科医院=歯を守ることができる歯科医院
- 実は歯周病を治療できる歯科医院はそうは多くありません。
ところが、歯周病治療のために必要とされる基本要素の多くは予防歯科と共通しています。その代表的な共通要素は細菌の量を減らすプラークコントロールで、プラークコントロールなくして歯周病の治癒はあり得ません。同じく、プラークコントロールなくして歯を守ることはできませんせん。 - 予防歯科=歯周病予防と考えていただいたらわかりやすいと思います。つまり対症療法的なむし歯の治療が多い日本では、歯を守ることができる歯科医院=歯周病をきちんと治せる歯科医院が多くはないのが現状です。
人生の分岐点にいる
多くの方々は、クリーニングに通っているから大丈夫だと思ってしまいます。しかしご自身のペースでの、しかも歯ブラシを自分の代わりにしてもらうレベルのクリーニングでは、歯を守ることは不可能です。
今まさに、生涯ご自身の歯で過ごすことができるかどうかの岐路に立っていると思っていただいて差し支えないでしょう。20本以上の歯があれば、食生活に支障はありませんから一度ご自分の本数をカウントしてみてください。歯に関する不安から脱却できるチャンスだと思います。
歯が悪くて、過去にたくさんの歯を治療した経験があっても手遅れではありません。「今」始めれば、もう歯で思い悩むことがなくなります。
しっかりと歯周病治療が可能=歯を守ることができる歯科医院で、リスクに合わせた徹底的なプラークコントロール(細菌の除去)を行っている歯科医院を見つけることをおすすめします。